今年もツバメがやってきた⑤(旅立ち)

2021年06月17日

いよいよ,ツバメの子ども達が巣立つ準備をしているようで,少し飛んではまた巣に戻って,行ったり来たりを繰り返しています。

【6月11日】
親鳥が見守る中,電線に止まって外の世界を観察しているようです。

【6月14日】
5羽中4羽が巣立ち,残すはこの子だけになりました。
今日明日中にはこの子も飛び立つのでしょうか。

【6月15日】
あれ?この子は,飛び立つ様子が全くありません。
兄弟が巣立った今,エサを取り合うこともなく,広々とした空間を満喫しているようです。

【6月16日】
昨日の残っていた一羽,今日は姿が見えません。ついに,今年も無事に全員が巣立ってくれました!
空っぽの巣をみていると,あの賑やかな毎日が懐かしく感じられます。

今年も当社の屋根の下で織り成されたツバメの子育て物語は終わりました。ツバメの生態や生命力を間近で感じさせてもらい,一抹の寂しさのなかに勇気をもらいました。

見守り隊のおじさま達といえば,天敵避けネットを設置し,毎日暖かい眼差しでツバメの親子を見守り,ときにはカラスをものすごい眼力で威嚇していました。ツバメ達よ,あなた達の恩返しは,また来年元気で帰ってくることですよ!

さあ,日本を旅立つまでじっくり準備をしてね。夏が終わる頃には,南の空へ向けて飛び立つあなた達の姿を想い,エールを送っているからね。

マタネ♪(°▽^ *)ノ⌒☆

TOP